鯛焼きとクリームソーダ

それなりに生きてきたオタクの戯言

10数年ぶりに二次創作をしてwebオンリーに出たお話①

参加したお話の前に私の軽い同人遍歴のようなものを記しておきたい。

所謂同人読み専の私。

実は昔は絵も描いていたしそれこそ会員制同人サークルにいくつか入りイラストも寄稿していた。(時代を感じる…)

絵を描かなくなったきっかけはいくつかあって

·利き手を怪我して1年弱描かなくなったら描けなくなっていた。(でもこの期間のお陰で利き手ではない手を使えるようになった。フォークとスプーンは逆も使えるし今もたまに使う)

·↑この期間に落ち着いて自分の絵を見たら知ってはいたけどこれは人様に見せるようなクオリティではないことに気付いてしまった。

·↑そしてこの時期に自分の周りに居た絵が上手い人と交流する機会があり別に上手い人が描けばいいじゃん。と思った。

·↑これらの事で別に絵を描かなくてもいいや。と心が折れてしまった。

同人は上手くなければやってはいけないとは勿論思わないのだけれど自分であまりにも恥ずかしくなってしまい描くことをやめてしまった。多分自分へのハードルが高いんだと思う。

 

そのあとは携帯小説サイトを持ち、拙い文章ながらも楽しく負担にならないようにちまちまと更新していて毎回感想をくれる方も出てきた。期待に応えたいな!と思って私も週に2本はお話を上げていた。信じられねぇよ。

その時代はキリ番リクエストなる文化があって私のサイトもそれを取り入れていたのだがある日からあまりにも具体的過ぎるリクエスト(設定、シチュ、服装、台詞、文字数、オチなど他にも凄く細かく書いてあった)が多分、同じ方から何度も来るようになり、これは私が書きたいものなのか…?そもそもこの方こんなに具体的に考えているのだから自分で書けばいいのでは…?と思っていたけれども自分のサイトにわざわざ足を運んでくれてる人が居る!と思って一生懸命書いてたんだけど自分の私生活の忙しさと色々と続けることが難しくなってサイトに謎ポエムを残して姿を消してしまった。

 

本当に恥ずかしい。

 

サイトは消していないからもしかしたら今もどこかインターネット上に彷徨ってるかも知れない。IDもパスワードも忘れてしまった。本当に怖い。助けてフォレ●トページ。

リクエストも書ききれなくてごめんなさい。でもそんなに素敵なシチュも思いつけるのならご自身で描かれたら素敵な作品になると思います。(時効)

 

その後は個人サイトと言う文化が同人界でも少しずつ薄れていきpixivやTwitterなどの文化が発達して色んな人の素晴らしい作品などが気軽に見れるようになったことで私は妄想などは一人でしてはいたもののそれを表現するツールも無ければ表現したいと思うこともなくなっていった。

その時出会ったオタク仲間達の中に絵描きであったり小説書きであったりレイヤーであったり表現するタイプのオタクが多く居たので(顔が良い事でファンがついてる創作しないタイプのオタクも居た。それも才能だと思う。素晴らしい。お喋りも上手だった)周りが楽しそうなのを私は応援してて、それで十分楽しかった。

でもあのとき何か一つでも続けていたら…とは常に思っていた。

別に同人なんて趣味なのだから上手くやる必要はこれっぽちも無かったのだけれども、色んな周りの素晴らしい作品に触れてきたから拙いものを出すことが私は怖かったんだと思う。

 

私は一つのジャンルに長くいるタイプのオタクだったのでこの10年ほどで自ジャンル!と言えるものはこの前までは大きく2つしか無かった。(アニメを見たりイベントで他ジャンルの本を買ったりはしたけど)

その時も描けてたら楽しかっただろうなーと思ったし、友達のスペースで売り子をする機会が何度かあってその時の自分の本を頒布している彼女達のドキドキソワソワしてる表情はとてもキラキラ輝いていてとても可愛かったしスペースに来た人からの優しい言葉はただの売り子の他人の私でさえも

「そうなんです!!!!この人!!!!天才なんです!!!頑張って書いたんです!!!!!本も作って人間生活もしている素晴らしい人間なんです!!!!!!」と叫びたくなるほど嬉しかった。

(余談なんですけど友達のスペースで本人の代わりに一人で座っているとかなりの確率で友達と間違われて感想などを貰ってしまうのですが本当に申し訳ない。売り子です!みたいなプレート付けておいたほうが良かったのかなー)

 

 

そんな私が色々あって10年弱居たほぼほぼ顔見知りしかいない鍵のツイッターアカウントをお休みして(ここの話もいつかぼんやり書きたい)某ソシャゲアプリに突然ハマり初めて鍵無しアカウントを取得しそこで色んな初めてに触れwebオンリーに参加する為に10数年ぶりに二次創作文章を書くことになった。(怒涛の展開)

 

つづきます。