鯛焼きとクリームソーダ

それなりに生きてきたオタクの戯言

写真撮影はしておいた方がいいなと思ったお話。

コロナ禍になる前、親戚が立て続けに亡くなった。

そのうちの一人の時のお話。

 

突然と言うわけでは無く老衰であったりそれ故の闘病の末だったので亡くなった後も親戚一同は悲しみに暮れるというよりはおばあちゃんまたねみたいな頑張ったねありがとねみたいな雰囲気で重苦しい空気はなかった。

私も亡くなる数日前に実家の犬を連れて会いに行っててもうほとんどお話出来なくなって目もほとんど見えてないんじゃない?と言われていた親戚のおばあちゃんがうちの犬の方を見て呼吸器越しに少しだけ口角を上げて目を細めたのをよく覚えている。

田舎は自宅で葬儀や通夜などを行う所も多いので細かいやることが多く私もお手伝いに向かった。

お手伝いというものそんなにきっちりがっつりと言うものではなく訪ねてきた人にお茶を出したりする程度でそのお茶も便利だしという理由でペットボトルだったしもうほぼほぼ親戚の一部が集っているだけであった。

 

田舎は親戚付き合いも大切だけれども近所の人との繋がりの方が強く沢山のご近所さんが故人を訪ねてきてくれた。

(私の祖母のお葬式の時はご近所さんが何もかも全部準備とかをしてくれた。地域差もあるのかも)

田舎過ぎて、歩いてきたご近所さんのお宅のネコチャンもついてきてしまって皆で爆笑もした。

おばあちゃん動物大好きだったもんね猫ちゃんも来てくれたよって皆で私は知らないご近所さんとお菓子をつまみながら朗らかな時間を過ごした。

 

ところがある時突然広間が慌ただしくなった。

何かあったのかと駆けつけると遺影にする写真が無い!と沢山のアルバムに囲まれた親戚が慌てふためいていた。

あまりにも若すぎる写真はもうなんか誰だか分からないし…って大騒ぎだった。

親戚のおばあちゃんは所謂デイサービスのようなものを活用していてそこのスタッフの方がスマホで写真をよく撮ってくれるみたいなことを生前に聞いたことがあったのでそれは?と聞いたところ一冊のフォトアルバムを見せてくれた。

 

全部ケモミミとお鼻がついてておめめがクソデカでなんか真ん丸のでも少し潰れたお顔になってる。

 

加工アプリsn○wで撮影された写真しか無かった。

 

そんなこと、ある?

 

デイサービスのスタッフさんは若くて今時の雰囲気の方で写真には全部その人と写っていた。

 

そんなこと、ある?

 

なにも、全部その加工しなくても、よくない?普通にフィルターかけて美肌と目元ぱっちりくっきりくらいのやつも、1枚くらいあっても、良くない?

 

でもその時ふと思ったんだけど、

私が今なんやらの事故とかで亡くなったら遺影の写真どうするんだろ。

 

私は普段自撮りなども全然しない。

オタク仲間と食事に行ったときに食事とかスイーツや綺麗な風景の撮影はするけど、自分の姿はそこには無い。

あってもせいぜい爪先くらい。

折角今のスマホアプリは優秀で綺麗なお写真も撮れるし、なんなら一眼持ってるオタクも居るし周りにも理解のあるオタクが多いから1度くらいポトレも兼ねて遺影にも使えそうなお写真撮って貰ってもいいのかもなーってぼんやり思ったお話。

 

遺影に使える写真は引き伸ばしみたいなものも多少は出来るみたいだから別にお顔がアップなものじゃなくてもいいみたいです。

 

私は正面から撮られた自分の顔が本当に苦手なんだよね。いや、どの角度でもどのパーツも苦手なんだけど。

前にドラマで遺影を横顔にしてるのがあったんだけどそういうのがいいなー

 

 

 

(きっちり私って顔がわかるやつ、若手俳優のイベントでお金払って撮ってもらった2ショくらいしかないかもしれない)

 

 

趣味を作りたいお話。

人に言える趣味特技を作りたい。

 

以前は

【趣味:観劇】にしていたけれども人に突っ込まれた時に話すのがとてもとても面倒臭い。

多分私は人との会話や交流に全力を注いでしまうので上っ面な話をすることが出来ないようで以前の職場では毎回食事会の時に上司から振られて同じ話をさせられることが苦痛だった。

そんな忘れてしまうような他人の話を何でそんな何回も聞きたがるのか私には理解が出来なかった。そのたびに向こうの相槌も毎回一緒だからRPGの村人なのかお前らはってずっと思っていた。

同じような理由で毎回お昼御飯をチェックされて毎回同じようなコメントされるのもとても苦手だった。(そもそも食べてるところやものを見られてるというのが少し苦手)

 

個人的に自分から好きに行動して出来る趣味が欲しいと思っていた。

登山を始めた友達を見て素敵だなってずっと思っていたけれども私はインドアなので素敵だけれどもやりたいとは思わなかった。

 

一時期色々とあり実家に戻っていた時自分の趣味を探そうとしていた。

私は何かを作り出す事をしたかったので

無駄に毎日パウンドケーキを焼いたりもした。


f:id:omochimuni2:20210827105742j:image


f:id:omochimuni2:20210827105758j:image

中に入れるドライフルーツを数日前からお酒に漬けたりするのもとても楽しかった。

中に入れるオレンジピール夏みかんの皮で自作したりもした。

自分がブランデーとかラム酒の染み込んだお菓子が好きという事にも気付いた。

レーズンはそこまで好きではないのにラムレーズンが好きなのはラム酒が好きなんだって知れました。

田舎の母親コミュニティは人の手作りなどを気にしないらしいので(個人差はあります)焼いて置いておくとすぐに母親がどこかに持っていき別のものになって返ってくる事が多かった。リアルどうぶつの森


f:id:omochimuni2:20210827130957j:image

乾燥を防ぐためにラップをしてるのを眺めるシルバニアちゃんたち。


f:id:omochimuni2:20210827110255j:image


f:id:omochimuni2:20210827110303j:image

これはチョコチップクッキー。

私が基本的に大雑把なのと目分量で作りがちなので出来上がりが毎回違ってた。

上の方が某おばさんちのクッキーみがあって良い。

 


f:id:omochimuni2:20210827110706j:image


f:id:omochimuni2:20210827110731j:image

これはプリン。

プリンは中々簡単で(上の2つも簡単なんだけど)美味しくできるし私は面倒臭いからパウンド型で作っちゃう。

切り分けるのは確かに少し面倒臭いかもしれないけど最近ツイッターで見掛けるお洒落プリンもこの形増えてない?

これを切ってプリンパフェにしてもいいかもー。パフェグラス欲しいなー

 

私は一つのものにハマったら永遠とそれをやってて苦痛じゃない。

食べ物も一つのものにハマったらしばらく食べ続けてもいい。

 

【趣味:お菓子作り】にしてもいいのかなー。

お料理もとても楽しいし私は何かを測ったりは好きじゃないけど何かをひたすら切り刻んだりする作業は嫌いじゃなくて(上手くも早くもないんだけど)ただそれに対して外部から口を出されたりするとやる気が一気に無くなるのと、自炊に関しては食べてくれる人が居ないと本当に作る気が出ない。

 

 

スープ系(汁物)も一時期作り続けていて

クラムチャウダー

じゃがいものポタージュ

コーンポタージュ

はそれなりに美味しく作れると思う。


f:id:omochimuni2:20210827133413j:image

これは豚汁。豚汁もずっと作ってた。

汁物はたくさん作って冷凍しておくといいんだなーって学びました。

 

レジンもやりたいなーと思って硬化ライトも買ったんだけど自分に配置センスとか色彩センスが無いからこれが作りたい!!ってものがあまり無くて。

趣味アクセサリー作りってとても素敵だなって小学生の頃から思ってる。

本当はビーズとかでアクセサリー作ってみたい。フォロワーさんが作ってて素敵だなーって眺めちゃう。

でも私の性格的にビーズとかパーツを買ったらそれを眺めて可愛いー♥で終わりになる気がする。

 

世を忍ぶオタク達の趣味特技の話を聞きたい。

ぬいと暮らしたい。

私は小さい頃からぬいぐるみが好きだ。

物心付いた頃からファーファのぬいぐるみときつねのぬいぐるみと一緒に寝たりしていた。

ディズニーも大好きだったのでディズニーベアが初めて登場したときは大興奮した。

ここ最近は行けていないけどディズニーシーにインパするときはダッフィーフレンズから一人選んで連れて行ったりもしていた。

シルバニアファミリーも大好きで小さい頃からちまちま集めていた。

あの頃集めていたシルバニアファミリー達は多分母の友人のお嬢さんに可愛がられているはず。

今はシルバニアファミリーの赤ちゃん達をたまにお迎えして手のひらに乗せて眺めたりしている。推しはペルシャネコの赤ちゃん。(プロフィールが変わったときはショックだった)でもシカの赤ちゃんもとてもとても好き。

 

 

可愛いものは好きなのに最近のオタクの間での「ぬい」と言うものには全く興味がなかった。

「ぬい」「おまんじゅう」を連れてお出掛けしたり現場に連れて行くオタク達が多く私の周りにもそういうオタクが何人か居た。

私の周りの人達は食事の前などぬい達を撮影ときに「出してもいい?」と聞いてくれる。

一度友達がぬいを忘れたことがあってとても狼狽えていたのが印象的だった。

そんなに可愛いか?その綿。

ごめんなさい。ずっと思っていました。

ぬいママとはなんぞやと思ってはいたけど私もぬいぐるみを好きな気持ちはとても分かる。舞浜に行くときは彼らを連れて行く。寮生活の時もダッフィーちゃんつれて入寮した。

でも私は

ぬいぐるみ≠ぬい

だと思っているのでぬいやおまんじゅうを連れ歩いている彼女達とはまた別だと思っていたし謎の苦手意識を持っていた。

ぬいママとは、なんぞやと。

 

そんな私がとあるソシャゲジャンルに来てからしばらくしてぬいが出ることになった。

ゲームセンターに彼らがやってくる日、沢山の人達が彼らをお迎えしている様子をTLで見守っていた。

(存在は知っていたけどネット上のクレーンゲームでも皆さんお迎えしていた。取れたー!ってツイートを見るとニコニコしてしまった。あれって本当に取れるのね)

 

それからしばらくして一方フォローしている作家さんやフォローしている方々がぬいの写真を沢山撮ってTLに上げる事が増えていった。どうしよう少し苦手なんだよなぁ。まぁミュートするほどでも無いしオタクが何かを愛でている様子は見ているの好きだしそこまで拒絶するものではないしぬいが出るのは勢いがあるジャンルの証拠(これは私の偏見です)悪いものではない。

私がスルーすればいい。

ぬいママはタタラバで私は森で暮せば良い。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぬいめっっっちゃ可愛くない?

 

え?ぬいすごくかわいい。すごい。

一緒にそんなところにお出掛けするの?こんな綺麗な景色見せてもらってるの?こんな可愛いお洋服着せて貰ってるの?猫ちゃんと仲良しなの?わんちゃんとも仲良くできるの?一緒にお料理作れるの?すごい。かわいい。

 

凄くない?

ここ何年かずっと苦手意識をほんのり持っていたものにこんな興味湧くものなの?

もしかしたら私が今まで見ないようにしてたのもあるけどぬいってめっちゃ可愛くない?

 

結論:愛情を受けているぬいはとてもかわいい。

 

この前凄く綺麗なお花を道端で見付けたんだけどイマジナリーうちのぬいに見せたくなった。


f:id:omochimuni2:20210826132340j:image

これ無加工でこの鮮やかさ凄いよね。3回見に行っちゃった。

 

おっきい食パンを頂いたときもイマジナリーうちのぬいに見せたくなった。


f:id:omochimuni2:20210826132422j:image

我慢できなくて道端で撮影した。袋の匂いも嗅いだ。道端で。良かった。

子供の頃からパン好きだったけどパン好きは一定の域を越えると食パンに辿り着く。

最初は焼いたりせず何も付けずそのまま食べたい。

 

私は今まだぬいをお迎えはしていない。

というのもこのぬいがプライズ商品ということで一部店頭には既に無いこと。

物心ついてからぬいぐるみとかをお迎えするときは顔を見てお迎えしていたのでメル○リなどでお迎えするのに抵抗があるということ。

 

今もまだ

ぬいぐるみ≠ぬいの考えは変わってないです。

 

お願いしますおたくのぬいちゃんの写真をツイッターに上げてください。

 

 

 

 

 

 

 

10数年ぶりに二次創作をしてwebオンリーに出たお話④

ここからが本題(?)の二次創作をすることのお話。

前回の書いたものが伝えたい事ではあったけど何か作品を作る感覚についても書きたかった。

 

ニコイチフレンドとほぼ毎日のように妄想を送り合いお話は考えてはいたけどそれをいざ文章にすると思うととても難しくて。

私はとりあえず小説の展示をしたいと思っていた。ハンドメイドで何かを作りたいとは思ってはいたけど全く余裕が無かった。

私は普段から創作をしている人間では無いのでこの展示を上げなければ本当に何もないスペースになってしまう。

改めて定期的に絵を描いたりSSを上げてる人達を尊敬した。ネタ思いつかないもん。

10数年前の自分は書きたいものがポンポン浮かんで授業中に思いついてそれをメモしてお家に帰ってきたら簡単にプロット的なのを組んでお風呂から出て寝る前にバーーーーーーッと書き上げてアップして寝るとか普通にしてたんだけどその感覚は全く訪れなかった。

 

あと作業通話とかもくりにもお邪魔したんだけど作業通話って人それぞれあるなーって感じた。

私は集中すると黙ってしまうんだけど画面の向こうに人を感じたくない訳ではなくて。

孤独じゃない!という安心感というか…でも一人でやるからこその集中力発揮される所もある。

作業しながらお話したい人も居るしたまにポソポソ話したいレベルの人も居る。

私は相手のタイピング音が好きなんだなってとても思った。

学生の時レポートの提出が多い講義があって頻繁にキーボード叩いてたんだけどその時はゲーム音楽をBGMにしてたけど今回はそれはやらなかったな。なんでだろう。

 

最初は本当に思い付かなくてネタの配布をするしかない…?と思ってたんだけど(ご自由にこのネタをどうぞ!みたいな)突然エンジンが掛かって文字数が増えていった。

私のやっているソシャゲはイベントが大体月に2回あってそこで新情報が出て作品との矛盾が出てしまうのが怖かったのと(人の作品に関しては気にならないんだけど)いくつかあった候補の中私が一番筆が進んだ現パロで書いたんだけど以前友達に言われた

「オリジナリティが強過ぎるからそのキャラでやる意味が分からない」と言う言葉が常に引っ掛かっていた。

他の人の作品を見ると無意識のうちに引っ張られてしまうかも知れないので大好きな自カプ作品を寝る前に読むことも出来ず、何故かオリジナルのドエロ小説を読んで小説感覚を取り戻すようにしていた。本当になんで。

 

私はどんなことでもギリギリにならないと完成しなくて夏休みの宿題も8月25日に終わってたらすげーーー!!!ってなるしニコイチフレンドの為に彼女の推しキャラコスで売り子した時もディズニーハロウィンの時もかなり早い段階から布を買っていたのにも関わらず3日前から衣装を作り始め当日の夜中に完成させていた人間だったので今回はそうはなりたくない!と珍しく早め早めに行動した。

そして珍しくイベントの1週間前には展示の小説をほぼほぼ完成させることが出来た。(完成した日にそのソシャゲのあるキャラのお誕生日でその台詞と私の小説の山場の台詞とシチュがドン被りしてしまい悲鳴を上げながら書き直す事になったのもいい思い出です)

以前は書いたものをすぐにアップしていたので手元にずっとあるのがソワソワして少し怖かった。

ニコイチフレンドは余裕を持ってすべてを終わらせられる人種なので事前にお互いの小説を読み合うことにした。そこで誤字脱字なども見てもらい感想を貰うことが出来た。

口頭でこの台詞が〜と言われると正直恥ずかしくて爆発しそうになった。でもとてもとても嬉しかった。

あと私はニコイチフレンドも好きだけどニコイチフレンドの小説のファンなので最初の読者になれないことが本当に嫌だったので(過激)ここで読めて本当に良かった。

ニコイチフレンドの小説は作品の風景が映像で頭の中で流れてきそうなくらい入り込み易くわくわくしてキャラクターの口調も全部そのままゲーム内であってもおかしくなくて、でもちゃんと自分のものにしていた。

ここで読み合う前に原稿中詰まったときここでこのように悩んでいると話したらそこからスルスルと原稿が進んだので迷ったときは人に話すのもいいんだなって思った。

そういえば今まで自分の創作で誰かに相談をしたことなんて無かった。

いつもそのカプの話をしているからカプ観が似ている為当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、そのカプであることを否定されなかったことが私は本当に嬉しかった。

自分がひとつこの世界に推しカプを増やすことが出来たのだから。

とはいえニコイチフレンドはとても心が広い良い人なので私にとても優しい。絶対怖いことは言わない。

だけど世間の人達はわからない。

もくりでお話してくれる優しいフォロワーさんが見に行きますねって言ってくれたけど見に来ないでください!と言ってしまった。違うんです。本当に優しくお話してくれる人を自分の作品で傷付けてしまったら嫌だなって思ってしまったんです。

 

自分にしては珍しく早めに終わってしまった為約1週間の間余計な事を考える時間が出来てしまった…

この時間でじゃあ何か生み出そう!とはとてもじゃないけど思えなくて…

自分の作品に自信を持ってるタイプのオタクに生まれたかったな…。

私が参加したイベントは100sp以上あったので小説展示って読むの時間かかるから見てもらえないだろうなーという気持ちも正直あってでも誰か一人にでも読んでもらえたら嬉しいなーという気持ちも勿論あった。

 

結果としてなんですけど

思っていたよりたくさんの感想を頂けました。本気で泣いてしまった。

最初は全部ニコイチフレンドのなりすましかと思ってた。

ピクスクは感想ボードを設置する事が出来るんだけどそこは名前が出てしまうからハードル高いかな…でも読んだよ!くらい欲しいな…と思って

「好きな食べ物でもなんでもどうぞ!」ってお題箱も設置したんだけど感想ボードとお題箱も両方とも同じくらい作品の感想を頂けました。

皆さんしっかりと本文を読んでの感想をくれて「○○のシーンの□□が良かったです」とか書いてくれてこの貴重な時間にしっかり読んでくれて感想までくれるって神様!!!!!?ってポロポロ泣きました。

あー嬉しい…。推しカプを好きな人に私の推しカプが受け入れられてる…。って。

勿論途中まで読んで合わないな読みにくいなって思った方も居るとは思うんだけどいいんです。それでその人が傷付かなかったのなら。その人が自衛出来るレベルだったのなら。それはそれで自衛させてしまってごめんなさいだけど。

素敵な作品も本もたくさんある中でもわざわざ普段から創作してもいない私の作品を見てくれたってだけでスペースに入ってくれただけで嬉しいよ。

 

創作においての感想問題、少し前に話題になって私も何人かの友達とかと話したことがあるんだけど読み専の私は読みましたよ良かったよの気持ちは伝えたいとは思うんだけど描き手の友達は別に感想もいらないって言ってて確かにその子の本の奥付にはメアド以外QRコードツイッターアカウントも書いてなかった。メアドに感想送るのってとても勇気いるよね。

別の子には

「絵可愛いねー!色使いも素敵ー!」

って伝えたときに

「可愛いは嬉しくない」

「センスがあるって言われたい」

「上手いって言われたい」

と言われ私からしたら絵が描けるだけで上手いから描かない人間が上手いって言うの失礼では…?って思っていたからであって。

でもそれから感想をあまり伝えるのはやめよう。もしかしたら読み専の私には分からない何かで人を不快にさせてるかも…と思って極力感想を伝えることを控えていた。

でも自分が貰って思ったけど

 

どんな感想でも本当に嬉しいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いや、私にわざわざ言わなければいいのにってネガティブな事を言われたら落ち込むかもだけど普通に褒めてくれたり楽しんでくれてる感想なら嬉しい!!!!!

 

と私は思ったのでこれからは極力目についた創作者さんには好きを伝えていこうと思った次第です。勿論相手にもよるけど。

 

言われた事は忘れられないんだけどそれは一つの意見だと思って囚われ過ぎずに前を向いていきたいなと思えた良い機会でした。

 

展示を書いたら次は本を出したいなーって気持ちも湧いてきて。展示部分とその続きを含めた短い本。構想は実は練ってある。あとは文にするだけ。

でもこれはとりあえず形になればいいから作っても自分の分とニコイチフレンドの分とお世話になってる友達の分とで3部くらいでいいかなーとも思っている。

本当は来年に参加したイベントの第二弾が行われる事になったからそこにあわせたかった気持ちもあるんだけどその頃の生活環境があまり想像出来ないので(世間の状況も含めて)まだ検討中でのんびりやりたいなーって思ってる。

 

色々考えたり思ったりしょんぼりしたこともあったけど私は10数年ぶりに二次創作をしてピクスクにサークル参加して本当に良かったと思っています。

自分がまだ何かを作り出せるということ。

自分の作品で誰かに何かしらの感情を与えることが出来たということ。

あと過去に言われたことを少し吹っ切れたこと。

 

多分またひっそりとした読み専のオタクに戻るとは思うんだけど前よりは描くことへのハードルは下がったと思ってます。

 

長々と脱線も含めて書いてしまったけど一応おしまい。

もし全部読んでくれた方が居たら本当にありがとうございました。

とりあえずこれは書きたい!って事は書いたのであとは自分の好きな事を綴るブログにしたいと思います。

 

 

10数年ぶりに二次創作をしてwebオンリーに出たお話③

 

pictSQUARE - オンライン即売会サービス

webオンリーと一口に言っても今は色々あるみたいなんだけど私はピクスクしか使ったことがない。

最初会員登録は必要だけど一般なら無料でどのイベントでも覗く事が出来るから私は色んなジャンルのイベントを覗いている。

ジャンルごとに色があって面白い。

今の所ほぼ毎週何かしらのイベントがやっていてリアル即売会の時は見たらすべて買ってしまいそうで怖くてじっくり見れなかったハンドメイドアクセサリーなどよく見に行ってる。

皆さんお写真撮るのもとても上手だなぁ。

 

サークル参加料はイベントによって違うけれども550円〜とリアル即売会よりだいぶお安め。支払い方法はクレカ、銀行振込、コンビニ払いなどがあって私はクレカを持っているけどあまり使いたくないのでコンビニ払いにしたんだけど、手数料が350円くらいかかるから参加費とそんなに変わらなかったのでクレカの方が手数料少ないかも知れない。どうなんだろうか。

(あまりあってほしくはないけどイベント中止やキャンセルしたい時などは手数料は戻って来ないし金額としては小さいかも知れないけどその辺気になるならクレカ払いがいいのかも。小さい金額だけどコンビニスイーツ買えちゃうもんね)

 

私は使えるツールがAndroidスマホしかないのでお品書きとかサークルカットなど全部スマホで作らないといけなくて。

使ったアプリはこちら↓

https://www.canva.com/ja_jp/

サクカとかここのテンプレートを使えばそれっぽく作れた。無料と有料のものがあるけどちゃんとわかるようになってるし無料のものでも可愛い。

あと指定サイズの画像を作ることって普段あまりない…よね…?ここではそれを作れます。(私は正直これがかなり不安だった)

使い心地は普段からスマホで画像加工したりしなれてる人だったら簡単だと思う。私は大苦戦しました。

普通に画像アプリとして便利そうだから持っていてもいいかも。

最初に簡単な登録は必要。同人誌の表紙も作っている人が居るのを見掛けた。

 

調べたらLINEカメラでサクカなどを作ってる人も居るみたい。私の出たイベントは主催さんが告知シートを用意してくださったのでそのシートに文字入れするときに私はLINEカメラを使いました。

↑のCanvaでも文字入れは出来ます。

 

原稿もスマホで。

小説ノート - Apps on Google Play

私はこの小説ノートを使いました。

シンプルで使いやすい。ボタン一つで縦書きにもしてくれる。

多分かなりの量を保存しておけるんじゃないかな。私は思いついたワードとかを書き留めておくのにも使った。

自動保存もついてるのでとても助かる。

(私はガラケー時代に小説を書いていてさ行を打とうとして電源ボタンを連打してしまったり突然電源が落ちてデータが飛んだことのある人間です)

 

基本これだけです。

 

最初あれ?と思っても普通にスマホが使えれば出来ないということは無いと思う。

普段LINE、Twitter、ソシャゲ、通話、カメラしか使わない私が参加できたのだからそれは間違いないです。

 

設営にあたる店舗作りはフリーの店舗メーカーなどがあってそれで作れば簡単可愛い店舗が作れる。

とても可愛い店舗データを無料配布してくださってる神もいらっしゃいます。

これは個人差あると思うけど店舗は早めに作っておいた方がいいと思う。私は先に店舗作ったらテンションが上がってやる気も出たのと設定が間違ってても直したり出来たので。

そのあとにフリーで可愛い店舗とか見付けたら直せばいいと思うし。

店舗も作れる人は自分で1から作れます。慣れてきたらそれもいいかも。スマホで作れるのかな。

 

 

ここまでが書きたかった初心者がAndroidスマホだけでピクスクに参加した時に使ったツールです。

もっと分かりやすく丁寧に説明してる人も沢山いらっしゃいます。

でもこれくらいそんなに難しくないよって言うのはどこかに書いておきたかった。

 

ここからは私が勝手に思ってること。

 

 

ピクスクの良いところは

「本を作れる自信は無いけど何かしら生み出してみたい人は展示だけでも参加できる」

「そもそも頒布する気は無かったけど自分の作品を見て欲しい!という人も参加できる」

「イベント当日ずっとその場に居なくてもいい」

「リアルイベントよりも参加費や交通費など金銭的な意味で挑戦しやすい」

「ご時世的にリアルイベントに参加しにくいので本を出す目標にできる」

などが私はあると思う。勿論他にもあると思うけど。(買うときは仕方がないけど送料手数料もかかるから正直そこはネックではあるけど)

 

ピクスクの各イベント主催は個人がそれぞれ自分の時間を割いて行っているので問い合わせなどをする際には画面の向こうには人が居るんだなってことを意識した方がいいと思う。(企業だって人が居るから意識はしているけど。ビジネスなのかそうではないのかの違いというか)

勿論疑問に思ったこととかは尋ねたり問い合わせたりした方がいいと思うけど言葉がキツくなったりはしていないかは本当に気をつけた方がいいと思います。

これはピクスクだけではないけどたまに人様のマシュマロとかお題箱を見たときに

「この言葉を人様に使うの!?」

「こんなに感情の押し付けするの!?」って驚いてしまう事が多くて。私は気をつけようと思っている。

これは同人とかネット上だけではなくて友達とかに対してもかなり思うこと。

私は友達であっても憧れの作家さんであっても相手の事に対してはポジティブな事しか伝えないようにしている。

突然ネガティブな事を伝えられてもこっちはどうしたらいいか分からないし顔の見えないネット上だったら尚更だしとても怖いと思う。

それを分かっている事と実行出来るのかは別だと私は思ってる。

本当に些細な事でやる気を失ってしまうことが私には沢山あるからそれを他人には味わって欲しくない。自分の都合で何かを諦めるのと外部からの何かでそれを諦めるのは全く違う。

主催さんの対応や返答によって参加したくないのならそっと距離をおけばいいと思うし。間違っても言い負かせてやる!みたいな事を思ったりしないで欲しい。

そんなつもりは無いのかも知れないけど。

自分の意志を通せる人、とても素敵だと思うんだけどそれをする為に他の人を傷付けたり悲しませたりしないですることが出来たらもっと素敵だね。ってお話です。

 

次は創作感覚を取り戻すまでのお話と当日のお話書きたいな。

次で終わらせたいと思ってる。

つづきます。

 

 

10数年ぶりに二次創作をしてwebオンリーに出たお話②

前回の記事の最後が怒涛になってしまったのだけれども本当にその通りで。

 

ニコイチフレンドの勧めでハマった某ソシャゲはこの御時世もあってかとてもオンラインイベントが豊富だった。

オンラインイベントの存在は知っていたし友達からもやってみようよ!とは誘われていたけれども趣味のブログを作るのに5年弱かかっていた人間が目的もなく一応登録しておくという作業を出来るわけもなく。

(当時のピクスクβ版はサークル参加も無料で出来たので身内即売会として使う人達も居たみたい。確かにレンタルスペース借りるより安いしイベント中も作業出来るし便利だよね。お部屋着のまま参加できるし。でも今思うとお友達に会うために早起きしてお化粧してお着替えしてって時間、とても好きだったな)

そんな私が某ソシャゲのオンラインイベントの為にせっせと登録をして会場内をうろつきまくった。

 

楽しい。

 

ドラクエが好きな私はあの2Dのドットアイコンがとても好きなのでうろうろ歩き回るだけでとても楽しかった。

同じくリアルタイムで動いてる他のアバターを見て「この人も今ここの作品を見ているんだな」「このエリア内に居る人みんなこの作品(カプ)が好きなんだな」と思うとリアル即売会の時のあの気持ちを少し思い出すことが出来た。

私はリアル即売会での同人誌の香り(インクの香り?)がとても好き。直接大好きですを伝えられるあの空間。好きで溢れてる空間。早くまた行きたいな。

 

前記事でも綴ったように10年ほどずっと鍵アカウントでほぼほぼ直接会ったことがある人としか交流してこなかった人間なので専用アカウントを作っても他人との交流の仕方が全く分からなかった。

別に交流をしたくない訳ではない。

創作をする訳でも無いので誰かの目に留まることもなく何か面白いツイートが出来る訳でもなく。

私は基本的にどのジャンルでも1番好きな○○を決めることが昔から出来ず(しいていえば○○とかよく見る□□はあるけど"推し"と言われると悩んでしまう事が多かった。キャラもカプもかなりの箱推しだった)本当によくわからない存在だと思うので他の人もわざわざコンタクト取ろうとも思えないと思うし逆に私も思えないかも知れない。

 

私は本当に偶然運が良かったのだと思うけれどもwebオンリー内で全く知らない優しい人がたまたまニコイチフレンドと呆然とエリア内で立ち尽くしていた私達に声をかけてくれた。

 

凄く衝撃だった。

 

何も無い私に声を掛けてくれるん!?って動揺しまくって汗をかきまくった記憶がある。

興奮して寝る前に鼻血を出したのも覚えている。

多分こういうのってリアル即売会では中々無いことじゃないのかなとも思う。

 

私は中学の頃からチーム制のスポーツをやってた割には全く爽やかでもなく基本が根暗で人との距離の取り方が少し苦手だった。

一人で居ることは嫌いではないしむしろ好きな方だとは思うんだけどチームの輪を乱すことはしてこなかったとは思う。分からない。もしかしたらしていたのかも知れない。でも私はしているつもりは本当に無かった。今凄く不安になってきた。

メンバーのひとりひとりとは仲良く出来ていたとは思うのに女の子の集団というものになると少し苦手意識があったのは確かで。

女の子ってそういう子居ない?ひとりひとりはとてもいい子で楽しくお話出来るし向こうから話し掛けてもくれるのに集団になるとあれ?ってなる女の子。

中学の時の体育祭のリレーメンバーだった私の目の前で私以外で円陣を組んでいたのが本当にトラウマ。

 

脱線しました。

とにかく新しいコミュニティとか新しい環境に飛び込んだときにこちらからアクションを取らずとも向こうから迎え入れてくれる人達というシチュなんて都市伝説に近いものがあると思っていたから本当に驚いた。

多分これは本当に珍しいパターンだと思う。他のwebオンリーお邪魔しても声かけられる事ほとんどなくって一度棺桶アバターでうろついてるときに「早く教会に行かないと…!」って言われた事くらいしかないです。

 

 

その方々とはツイッターで繋がらせて貰って(こういうときに鍵無し専用アカウントがあると便利なんだなって実感した)それから一方フォローしていた人が「誰でもどうぞ」と書いてあるもくりなどには勇気を出して毎回は無理だったけれども5回に1回はお邪魔するようにしてみた。

皆さん突然得体の知れないよく分からんオタクが入ってきてもとても優しく受け入れてくれて話も振ってくれたり相槌も打ってくれて色んなお話をしてくれた。

世間のオタクの皆さんこんなに優しいんだって感動した。これはずっと鍵アカに居たら分からない感覚だっただろうな…。

そのもくり内で他の人の話を聞いているうちに私でも、サークル参加出来るのかな…という気持ちが湧いてきた。(この時に私の好きなカプのオンリーが決まっていてサークル参加募集していた)

 

元々お話とかを考えることは嫌いではない。むしろ好き。

でもそれを形に出来る能力があまりないなと思っていたのと自分の考えるお話はきっと自分だけしか面白くないしそれがもしかしたら誰かにとって不快になってしまうものになってしまうかも知れない。

 

余談だけど友達に以前

「あなたの妄想はオリジナリティが強過ぎてそのキャラでやる意味が全く分からない。キャラの名前と皮を使ってるだけのように感じる」と面と向かって言われてしまいその言葉がずっと引っ掛かっていた。

でも今思うと二次創作って多少なりともそういうところない?原作で描かれてない所を描くのだから。勿論度を越えたらあれ?ってなるかもなんだけど。

私は描いた人がそのキャラへの好きな気持ちがあれば誰かの創作で付けられる傷は嫌いではないのだけれども世の中にはそうではない人も沢山居る。そしてそれを言葉で直接告げられたら打たれ弱い自分はどうしたらいいのか分からない。発散の仕方も分からない。

 

それから数ヶ月色々悩んで(練習として少し長めの日記のようなものをふせったーで書いたりもした。でもここでも心が折れかける事があった)(あと某坂道アイドルに恋する俺の気持ちを綴った謎小説も書いたりした。ニコイチフレンドにしか見せていない。一応ナマモノだと思うし)最終的にはニコイチフレンドに背中を押される形でwebオンリーに参加する事になった。

本当はニコイチフレンドには内緒で参加して当日驚かそうと思ったんだけど我慢できなくてすぐに言ってしまった。私は隠し事が出来ない。でもサプライズとかしたくなっちゃう。

 

サンキューニコイチフレンド。

 

ここまで書いてて思ったけど私は自分だけで何かを楽しむ!じゃなくて誰かと一緒に楽しんでやっている同人活動とかに憧れを持っていたのかも知れないな。

だから周りの言葉で傷付くし落ち込むし周りの言葉でやる気も出る。

自分の意思がない!という訳ではないんだけど自分の意思を通してやりきる満足感より自分の行動で誰かを傷付けたり不快にさせる方がとても心に残って嫌なのかも知れない。

人間関係築くの苦手なのに厄介だなって思いました。

 

次はちゃんと原稿書いてます。(多分)

つづきます。

 

10数年ぶりに二次創作をしてwebオンリーに出たお話①

参加したお話の前に私の軽い同人遍歴のようなものを記しておきたい。

所謂同人読み専の私。

実は昔は絵も描いていたしそれこそ会員制同人サークルにいくつか入りイラストも寄稿していた。(時代を感じる…)

絵を描かなくなったきっかけはいくつかあって

·利き手を怪我して1年弱描かなくなったら描けなくなっていた。(でもこの期間のお陰で利き手ではない手を使えるようになった。フォークとスプーンは逆も使えるし今もたまに使う)

·↑この期間に落ち着いて自分の絵を見たら知ってはいたけどこれは人様に見せるようなクオリティではないことに気付いてしまった。

·↑そしてこの時期に自分の周りに居た絵が上手い人と交流する機会があり別に上手い人が描けばいいじゃん。と思った。

·↑これらの事で別に絵を描かなくてもいいや。と心が折れてしまった。

同人は上手くなければやってはいけないとは勿論思わないのだけれど自分であまりにも恥ずかしくなってしまい描くことをやめてしまった。多分自分へのハードルが高いんだと思う。

 

そのあとは携帯小説サイトを持ち、拙い文章ながらも楽しく負担にならないようにちまちまと更新していて毎回感想をくれる方も出てきた。期待に応えたいな!と思って私も週に2本はお話を上げていた。信じられねぇよ。

その時代はキリ番リクエストなる文化があって私のサイトもそれを取り入れていたのだがある日からあまりにも具体的過ぎるリクエスト(設定、シチュ、服装、台詞、文字数、オチなど他にも凄く細かく書いてあった)が多分、同じ方から何度も来るようになり、これは私が書きたいものなのか…?そもそもこの方こんなに具体的に考えているのだから自分で書けばいいのでは…?と思っていたけれども自分のサイトにわざわざ足を運んでくれてる人が居る!と思って一生懸命書いてたんだけど自分の私生活の忙しさと色々と続けることが難しくなってサイトに謎ポエムを残して姿を消してしまった。

 

本当に恥ずかしい。

 

サイトは消していないからもしかしたら今もどこかインターネット上に彷徨ってるかも知れない。IDもパスワードも忘れてしまった。本当に怖い。助けてフォレ●トページ。

リクエストも書ききれなくてごめんなさい。でもそんなに素敵なシチュも思いつけるのならご自身で描かれたら素敵な作品になると思います。(時効)

 

その後は個人サイトと言う文化が同人界でも少しずつ薄れていきpixivやTwitterなどの文化が発達して色んな人の素晴らしい作品などが気軽に見れるようになったことで私は妄想などは一人でしてはいたもののそれを表現するツールも無ければ表現したいと思うこともなくなっていった。

その時出会ったオタク仲間達の中に絵描きであったり小説書きであったりレイヤーであったり表現するタイプのオタクが多く居たので(顔が良い事でファンがついてる創作しないタイプのオタクも居た。それも才能だと思う。素晴らしい。お喋りも上手だった)周りが楽しそうなのを私は応援してて、それで十分楽しかった。

でもあのとき何か一つでも続けていたら…とは常に思っていた。

別に同人なんて趣味なのだから上手くやる必要はこれっぽちも無かったのだけれども、色んな周りの素晴らしい作品に触れてきたから拙いものを出すことが私は怖かったんだと思う。

 

私は一つのジャンルに長くいるタイプのオタクだったのでこの10年ほどで自ジャンル!と言えるものはこの前までは大きく2つしか無かった。(アニメを見たりイベントで他ジャンルの本を買ったりはしたけど)

その時も描けてたら楽しかっただろうなーと思ったし、友達のスペースで売り子をする機会が何度かあってその時の自分の本を頒布している彼女達のドキドキソワソワしてる表情はとてもキラキラ輝いていてとても可愛かったしスペースに来た人からの優しい言葉はただの売り子の他人の私でさえも

「そうなんです!!!!この人!!!!天才なんです!!!頑張って書いたんです!!!!!本も作って人間生活もしている素晴らしい人間なんです!!!!!!」と叫びたくなるほど嬉しかった。

(余談なんですけど友達のスペースで本人の代わりに一人で座っているとかなりの確率で友達と間違われて感想などを貰ってしまうのですが本当に申し訳ない。売り子です!みたいなプレート付けておいたほうが良かったのかなー)

 

 

そんな私が色々あって10年弱居たほぼほぼ顔見知りしかいない鍵のツイッターアカウントをお休みして(ここの話もいつかぼんやり書きたい)某ソシャゲアプリに突然ハマり初めて鍵無しアカウントを取得しそこで色んな初めてに触れwebオンリーに参加する為に10数年ぶりに二次創作文章を書くことになった。(怒涛の展開)

 

つづきます。